会長ごあいさつ

孔子の言行を記した論語に「天、将に夫子を以て木鐸(ぼくたく)と為さんとす」とあります。
木鐸は「役人が人々に御触れを告げる時に木鐸を鳴らして人を集めた」という故事に因んでおりますが、私ども小売市場は「地域の木鐸」でありたいと思います。
お客様との日常的なコミュニケーションを常に意識することでお客様の喜ばれるニーズを掴んで適切な商品やサービスをご提供させて頂き、市場に大勢のお客様に集まって頂く、その結果として私たちもお客様と喜びを共有することが出来ると願っております。
今後、お客様のニーズの多様化や少子化、高齢社会へ向かう時代の流れを見据えながら、地域の皆様と変わらない密接な関係を築きながら、更に貢献できる新しい小売市場づくりに邁進致します。
何卒ご高配を賜わりたくよろしくお願い申し上げます。

神戸市小売市場連合会
会長:堀上 統央

新年の挨拶

平成29年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申しあげます。
皆さまにはお健やかなる新春を迎えられたこととお慶び申しあげます。

神戸は1868年1月1日の開港以来、港と共に発展し、本年150年を迎えました。
大輪田泊からミナト文化を培ってきた神戸は、開港とともに海外文化との交流を通して、異人さんたちはもちろん、食通達の舌を満たすに足る食文化を築いてきました。
海の幸、山の幸に恵まれた神戸の食文化は、神戸ウォーターや神戸ビーフなどを通じて、遠く海外にも知れ渡るようになりました。
そんな豊かな食材を市民の食卓に届けてきた市場は、神戸の産業や文化に携わる多くの人々の「食」と「生活」を支えてきました。

しかし、平成の今、市場はもはや食品小売の本流とは言い難く、私自身も日々の営業を通し、有史以来最も厳しい局面にあると感じております。

だからこそ、開港150年をひとつの区切りに、本会は百年の歴史をもつ市場を見直し、未来に通じる「食の知恵の宝庫」を発見、発信する「ICHIBA-KOBEプロジェクト」を本格的に立ち上げます。

レヴィ=ストロースが太古から人間の持っている「野生の思考」を求めて日本の、そして市場を訪れたことはよく知られています。
このプロジェクトでは、地域に存在する市場のありのままの佇まい、店主の人柄や思い、豊かで賢い買い物の仕方などを、動画で市民に伝えます。
ただ合理的なだけでは無い、人を通してでなければ得られない、市場のそばで暮らすことの豊かさや幸せを、一人でも多くの人に見つけていただければと思っています。

また、流通活性化推進事業では、小売・仲卸・卸による意見や情報交流を充実させ、お互いの立場を理解し合いながら魚食普及や食育事業への展開を図ります。

3年目を迎える「応援隊」派遣事業も、補助金申請や魅力発信に加え、POP作成や接客勉強会等、販売に直結するサポートなど、本年も積極的に活用し活性化の底力を蓄えます。

本年も当会は一層の団結を図り、小売市場の基盤強化と広報発信に努めてまいります。

皆さまにとりまして充実した年となりますよう祈念し念頭のご挨拶と致します。

平成29年1月1日
神戸市小売市場連合会
会長 堀上 統央

当会の概要、簡単な歴史

昭和24年、戦後の食料事情困難な時期で社会的混乱のさなかに、消費者に対して公平な利益である「公正な価格」「設備の完全」「商品の自由選択」を商業的に実現することを念頭に、公設市場と私設市場が連合し、「会員の緊密な結合により小売市場の振興改善に資するため、経営の合理化を図るに必要な共同事業を行い、併せて市場の公共的使命達成を目的とする」という目標を掲げ、神戸市小売市場連合会は発足しました。

その後、市場を取り巻く環境は、商法の改正、スーパーマーケットの台頭、小売業の業態変化、経済情勢の変化、阪神淡路大震災の経験など時代と共に大きく変化しながら、設立から60余年が経過しました。

これからも、小売市場は地域の皆様の生活必需品の提供やコミュニティづくりに寄与するため努力してまいります。

事業の目的(定款第6条)
  1. 小売市場の振興に関する事業
  2. 小売市場の近代化の指導および講習
  3. 小売市場の近代化に関する調査研究および情報の広報活動
  4. 融資、診断の斡旋、並びに税務相談
  5. 会員の福利厚生及び共済事業
  6. 会員の健康管理事業
  7. その他、本会の目的達成に必要な事業
所在地

神戸市小売市場連合会
〒650-0044
神戸市中央区東川崎町1丁目8番4号 神戸市産業振興センター5階
TEL 078-341-9666
FAX 078-341-9667