リビングショップさんじょう

「リビングショップさんじょう」は、大正13年に女性の細腕で創業した家庭用品の店。
鍋や茶瓶のほか、日常生活に欠かせない品々を取り揃え、地元の人々に重宝されて店を大きくしてきました。
現在は45年ほど前に建設した一家の住まいである自社ビルの１階に店舗を構えています。

店を取り仕切るのは、子ども時代から店を手伝っていたという三代目。
長年の商売での信用から、近隣の病院や学校・官公庁の備品の納品を一手に引き受けるのに加え、かゆいところに手の届く便利な商品の品揃えで、地元からの支持を受け続けています。
広い道路脇にホームセンターが林立する現在でも、「荒物屋がなくなったら困ってまうわ」という声は絶えないようです。