板宿連合市場西部 (いたやどれんごういちばせいぶ)
市場の底力感じる、戦後から続く地域の台所
市場情報
- 組織名
- 板宿連合市場西部
- 創立
- 昭和21年12月
- 住所
- 神戸市須磨区飛松町2丁目
- 電話番号
- 078-732-0498
- 定休日
- 木曜日
- 行き方
- 山陽電車・市営地下鉄「板宿」駅から北へ徒歩3分
私たちの市場こんなところ
戦後の混乱期からいち早く立ち上がり、地域住民の生活を支えてきた板宿連合市場西部。
二代三代と守り続けてきた自慢の品が並ぶ。
戦後の混乱期の昭和21年、当時の闇市の東側に家が建ちはじめ、夏ごろから次第に市場らしい形ができ始めた。
それが今の西部の辺りで、まだ市場の名前もなかった。
終戦当時から乾物業を営む、西部の丸福商店店主は
「ここらは焼け野原で家1軒もあらへん。
考えられへんで。何もなかったから」と語る。
まもなく、一からみんなで始めようと力を合わせ、板宿公認市場が開場。
次々と4つの市場が誕生した。
当時は進駐軍の車が大通りを走り、通路も舗装されておらず、道幅も狭かったため、市場内は大変な混雑ぶりだった
時代とともに、通路は舗装され拡張、アーケードも設立され、周囲の商店街とも一体化してきた。
良い品を安く売る努力を惜しまず、商品に対する厳しい目と豊富な知識、お客さんへの心遣いが、品揃えに現れている。